こんにちは、つしまです。
5月もあっという間に最終日。毎日学びの連続です。
先週名刺やHPのデザインを考える際に、「どのフォントを使おうかな?」と迷う場面がたくさんあったので、今回は、デザインの重要要素である「文字」に焦点をあてたいと思います。実際のWEBサイトを例に見ながら、フォントが与える印象について書いてみようと思います。
フォントが与える印象について
フォントには「力強い」「優しい」「スマート」「カジュアル」など、それぞれ個性があります。フォントを選ぶ際には、その個性がコンセプトに合っているかを考える必要があります。しかし、同じフォントでも太さやサイズを変えることによって印象が大きく変わってくるので、膨大な選択肢の中から1つのフォントを選ぶのがとても難しいです。
次の項目では、WEBサイトのトップページに使われているデザインの印象がフォントによってどのように変わるかを見ていきたいと思います。
WEBサイトの実例とフォントによる印象の違い
◾️Apple-大きく太いゴシック体
シンプルに構成されたページに太いゴシック体が大きく配置されていて、言葉がダイレクトに伝わってきます。コントラストの強い配色と目を引く大きなタイトルから「力強い」「自信のある」印象を感じます。
https://www.apple.com/jp/apple-watch-series-9/
◾️猫壁-丸ゴシック体
少し太い丸ゴシック体を使用することによって、やわらかく穏やかな雰囲気です。フォントのサイズが控えめなので、やさしい印象を感じます。
https://www.lixil.co.jp/lineup/s/catwall/
最後に
デザインをする過程で新たな発見もたくさんあり、フォントの世界は奥深いなあと感じています。いろいろな種類のフォントを試してみて、その魅力を楽しみながら、こだわっていきたいです。
いつもなんとなくでフォントを選んでしまっていて、フォントを決めるのに時間がかかっていたのですが、落ち着いた印象や信頼を伝えたいから明朝体、親しみやすさや柔らかい印象を伝えたいからゴシック。というように、しっかりと目的を意識して選んでいきたいと思います。
ビジュアルを選ぶときと同じですが、見る人に対してどのような印象を与えたいか考えることが大切なんだと改めて感じました。
さて、「写真(ビジュアル)」「文字」とデザインの印象を左右する重要な要素についてまとめてきたので、次回は「色」が与える印象について考えてみようと思います。