こんにちは、つしまです。
突然ですが、色選びってすごく難しくないですか…?
私はデザインの中で正直に言って配色がとても苦手です。
色ひとつでなんでこんなに悩んでるんだといつも嘆きたくなりますが、色が持つ力は、見る人の感情、気分、行動に影響を与えるので、すごく重要な要素なんです。そこで今回は、主な色が持つイメージとその印象の違いについて書いていきます。色のイメージを使うことで、効果的に活用していきたいと思います。
主な色が持つイメージ
赤:情熱、強さ、活動的、力強い、おめでたい、生命力
資生堂ブランドサイト:https://brand.shiseido.co.jp/ultimune-special.html
情熱的でアクティブさを感じる色です。活力や情熱を感じさせ、主張がダイレクトに伝わってきます。また、赤には購買意欲を刺激する効果があり、「購買色」とも呼ばれます。紅白などのおめでたい場でも使われています。
青:爽やか、清潔、落ち着き、理性的、信頼、涼しい
みずほフィナンシャルグループ:https://www.mizuho-fg.co.jp/index.html
青は空や海を連想させることから、冷たさや清涼感をイメージできる色です。また、落ち着いた雰囲気で企業カラーにもよく使われています。クール、信頼感といった印象を感じさせます。
黄色:活動的、愉快、エネルギー、希望、明るさ、元気
黄色は色の中でも1番明るいカラーとされていて、希望や幸福をイメージできる色として使われます。また、セールでは赤と組み合わせて安さを強調したり、黒と組み合わせて道路標識などで注意喚起を促したりしています。
トーンによるイメージの違い
同じカラーでもトーンによってだいぶ印象が変わってきます。例えば下の2つのサイト、同じ緑ですが明るい緑か暗い緑かで印象がだいぶ違いますよね。デザインする際には、ただ色を選ぶだけではなくて、イメージにあったトーンに調整することも重要です。
色の組み合わせ
ここまで見てきたように単体でさまざまな意味を持つ色ですが、組み合わせ方によって伝えたい印象が決まります。
例えば、同じ「赤」でも組み合わせる色やトーンによって伝わる印象が全然違います。
最後に
色が持つイメージについて見てきました。まずはそれぞれに意味があることを知り、その上で自分のデザインに活かしていきたいと思います。
色の組み合わせ方は数えられないほどたくさんありますが、それぞれに意味があることを分かっていれば伝えたいイメージに合わせた配色に近づけるはずです。