こんにちは、つしまです。今週は「PHP」について少し勉強したので備忘録も兼ねてまとめていこうと思います。
PHPとは?
PHPとはWeb開発に使用されるプログラミング言語であり、動的なWebページを作成するための言語として広く使われています。動的なコンテンツとは、ユーザーの操作状況に合わせて、内容や表示を変化させるページを指します(ECサイトなど)。Webページを作成する際は、HTMLを利用してWebページの表示内容を記述しますが、テキストベースの内容を表示させることしかできません。PHPのプログラムはHTMLのファイル内に埋め込んで実行でき、Webページの表示内容を動的に変更できます。
サイトを作る際多く利用されているHTMLですが、ヘッダーメニューなど、いくつかのページで共通しているパーツに変更が生じた場合、すべてのHTMLファイルを編集する必要があり、非常に手間がかかるという難点もあります。

そこで便利なのが、PHPを使ったサイトのパーツ化で制作・管理を効率化する方法です。特にページ数の多く規模の大きいサイトでは、HTMLの場合に比べて、制作と管理が圧倒的に楽になります。PHPを使うと、次のような利点があります。
- HTMLファイルと記述方法や扱いがほとんど変わらない
- 共通のパーツを別のファイルに分け、1つのサイトとして読み込むことができる。つまり、共通パーツに変更が生じた場合、1つのファイルだけを変更すれば、すべてのページに変更が反映される
- サーバーにアップロードしなければ、正しく動作しているか確認することができない(ローカル環境では動かせない)

HTMLで作られたサイトをPHP化する方法
まずは「index.php」「header.php」「footer.php」という3つのファイルを作成します。「header.php」をヘッダー部分、「footer.php」をフッター部分のパーツとします。この2つのファイルを「index.php」で読み込むという想定です。
header.phpにはHTMLファイルの頭からヘッダーエリアまで、footer.phpにはフッターエリアからHTMLファイルの最後まで、をコピーして記述します。index.phpには下記のような記述をします。(※書き方は他にもあります)
<?php get_header(); ?>
コンテンツ
<?php get_footer(); ?>
<?php(中略)?>と書かれた部分がPHPの記述で、それ以外の部分はHTMLの記述です。1行目でheader.phpを、3行目でfooter.phpを、それぞれ読み込んで実行してくださいという意味の記述です。

さいごに
共通部分をパーツ化することができれば、大規模なサイトや更新頻度の高いサイトでは、大幅な手間の短縮につながります。リンクタグの書き換えなどに注意しながら、PHPについてさらに理解を深めていきたいと思います。